(2023年) 臨時号 令和5年5月1日刊
会員の皆様へ
青葉の候 皆様ご健勝のことと存じます。
大変残念な悲しいお知らせをいたします。去る4月15日、坂直孝会長が逝去されました。享年78歳、平成25年から「多発性骨髄腫(血液がんの一種)」と闘ってこられました。
そのことは「天鏡」第24号で「私の健康法」としてお書きいただきました。4年ぶりに開催の総会・懇親会に向けてのリモート会議には、無理を押して出席され盛会を期してのご配慮をいただきました。3月19日の会議が最後になりました。
会長就任の平成24年以来、コロナ禍の直前まで、町との交流促進のため、労をいとわず動いておられました。
坂会長の活動は多岐にわたりました。野口英世博士が勤務した横浜の旧長濱検疫所近くに住み、野口英世よこはま顕彰会副理事長として長濱検疫所を保存する会の運営にも携わっていました。
芸術写真の分野では日本写真作家協会会員として、国内の写真展に出展し入選、さらにフランス、イタリア、スペインの名だたる写真展の受賞など華々しい経歴をお持ちです。
十余年にわたり、会長として東京猪苗代町民会に尽くしていただきましたことに厚く御礼申し上げたいと思います。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
今後、「天鏡」編集者の私 林壽一が副会長でもありますので、会則により、会長代行を務めさせていただくことになりました。
何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝、ご多幸をお祈りいたします。
令和5年5月1日
東京猪苗代町民会 会長代行 林 壽一