令和6年5月 

   

   会員の皆様へ

 

                                東京猪苗代町民会 会長  林  壽一

 

 去る5月11日、第34回の東京猪苗代町民会総会が開催され、会長に就任いたしました。ふるさと猪苗代を慈しむ人たちが集う「東京猪苗代町民会」を皆様と共に盛り上げて参りたいと存じます。

 今回の会には、猪苗代町から二瓶盛一町長をはじめ多くのご来賓をお迎えしました。横浜からも、横浜市長浜ホールの猿田和則館長にお出でいただきました。

 午前11時、町民会歌「猪苗代っ子」の合唱の後、六角副会長の司会で総会が開会、会長代行挨拶を林副会長、来賓を代表して二瓶町長、後藤公男町議会議長が挨拶をされました。

ご来賓の皆様を司会が紹介の後議事に入り、渋川英夫事務局長が活動及び活動方針報告と新役員を発表、遠藤光夫会計が会計及び予算報告を行いました。尚、残念ですが、渋川事務局長が都合により退任しました。在任5年、大変ご苦労をおかけしました。総会は林会長の就任挨拶で終了、全員の記念撮影を行いました。

 懇親会は大越哲朗副会長、二瓶長栄幹事の司会で始まり、来賓の鈴木清孝猪苗代の偉人を考える会副会長が乾杯の挨拶発声をされました。その後、会津地方で宴席恒例の「目出た」を後藤議長が高らかに唄い上げました。続いて亀ヶ城公園「結の里」保存会の中村忠副会長、江花俊和副会長に林会長が「結の里募金」を贈呈、両氏から、桜が立派に成長していますとのお話がありました。宇南山忠明教育長のお話もいただきました。猿田長浜ホール館長からは野口英世博士が勤務した細菌検査室保存のお話、新城猪之吉小林栄顕彰会理事長(末廣酒造社長)のお話もいただきました。

 二瓶長栄さんは同じ木地小屋出身の二瓶町長に贈る歌として、北島三郎の東京湾の替え歌「猪苗代」を披露しました。白津出身の92才神秋男さんは「会津磐梯山」を元気に歌いました。そして今年も抽選会、先ず猪苗代観光船渡部英一社長から猪苗代湖長浜の白鳥丸乗船招待券が20名の当選者に贈られました。続いて、大越靖彦、哲朗兄弟の見事なサムホール(ガラス絵)と工芸作品が多くの当選者に贈られました。

会場には猪苗代地方史研究会発行の会報が展示販売されました。ふるさとの成り立ちを知るための貴重な資料で多くの皆さんが買い求めていました。また、猪苗代町振興公社の小野秀男総務課長が故郷の物産品を沢山運んで来ました。わらび、アスパラガス、蜂蜜、半生蕎麦など、かなり売れていました。2時を回り、中締めは89才本町出身の北見将造(旧姓大竹)さんの威勢のいい三本締めでした。

 皆さんへのお土産は、猪苗代町から 「うまくて生姜ねえ」 「凍み餅揚げ」、 町づくり猪苗代から 「猪苗代の天然水」、猪苗代の偉人を考える会から 「漫画泣き虫けんさい」 と盛り沢山でした。皆様のお蔭で楽しい総会・懇親会となりました。

 皆々様のご健勝を心からお祈り申し上げます。